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乳腺外科 診察

乳腺外科

乳房の症状でお悩みありませんか?

乳腺外科 問診

乳房のしこり

乳房の痛み

乳頭からの分泌物

乳房の皮膚の変化(赤くなる、くぼみができる、しわができるなど)

ご自分でお乳を触っていて「おかしいな?」と気がついたというのが、乳がんの発見になるケースが多いです。乳がんの場合は乳房を失ったり、命を落としたりすることもあります。

乳房になにか変わった症状が現れた場合には、乳がんを早期発見するためにも、かならず乳腺専門の診察・検査を受けてみることをお勧めします。

定期的な自己検診と、医療機関又は健診施設での診察が、乳がんの早期発見、治療のために大変重要です。

乳房の病気について

乳房の病気には、乳がん以外にもいろんな病気や症状があります。良性のもの(がんではない)もあれば、悪性(がん)のものもあります。ほとんどは良性で、多くは治療を必要としません。

10代~30代にも起こりやすい症状もあります。

自分で判断せずに、しっかり検査を受けることが、安心への一番の近道です。

乳腺炎

急性うっ滞性乳腺炎

母乳が乳腺内に溜まることで発症します。乳房の腫れや痛み、熱感を引き起こします。

急性化膿性乳腺炎

乳管から細菌に感染することで乳腺が炎症を起こすことで発症します。乳房が赤くはれて痛んだり、高熱を引き起こすこともあります。

慢性乳腺炎

乳管から細菌に感染することで乳腺が炎症を起こすことで発症します。発熱や、皮膚の発赤と痛み、リンパ節の腫脹などがみられます。急性化膿性乳腺炎にくらべ、軽症から中等症が多いですが、長期間にわたり、軽快と再発をくり返します。

乳腺症

一般的に良性の乳腺の変化を乳腺症といいます。特に治療を必要とはしません。

乳腺症は広い意味では自然の生理現象の一つと考えることもできますが、そのなかには老化といえるような線維化、乳腺の萎縮から、乳がんのリスクになりうる増殖性変化までいろいろなものが含まれています。

乳腺症では乳腺内に大小さまざまの結節を生じることがあるので、乳がんとの区別がむずかしいことがあります。

線維腺腫

10~30歳代に多く認められる、良性のしこりです。

思春期に乳腺内に小さなものができ、その増殖速度には個人差があります。
触れると表面はツルツルと滑らかで弾力があり、クリクリとよく動きます。
左右両側の乳房にできたり、多発する場合もあります。

原則として手術は必要ありませんが、大きさが3cmを超えるようであれば、切除を考えます。

乳管内乳頭腫

母乳の通り道である乳管にできる良性の腫瘍で、30~50歳代に多く認められます。

やわらかくて小さいため、気がつかないことも多いようです。腫瘍が大きくなるとしこりとして感じることもあります。 

代表的な症状は乳頭から血液が混じった分泌物が出ることです。
痛みや腫れを伴うことはほとんどありません。左右両側の乳房にできたり多発する場合もあります。

乳腺に関するセカンドオピニオンの受付

セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師の意見というような意味です。「主治医による診断や治療の説明の他にも、他の医師の意見も聞いてみて、より納得して治療を受けたい」という患者さんの要望は増えています。

当クリニックでは、乳腺に関するご相談を受け付けています。また、当クリニックで治療されている患者さんが、他の医師の方のセカンドオピニオンを受けたいというお考えにも賛成しています。なかなか言いにくいこともあるかもしれませんが、ご自分で納得されるためには必要なことですので、お気軽にご相談ください。

セカンドオピニオン
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